超上級 〜分詞〜
・テスト解説
1. I know the man ( ) to the teacher. 翻訳:私はその先生と話している男性を知っています。
ここでは名詞の後に来る分詞の確認です。ここで思い出してほしい事は関係代名詞です。この文を関係代名詞で書き換えると『I know the man who is talking to the teacher.』となります。名詞のあとに来る分詞は『who is』を省略したものですので答えは『talking』となります。ちなみに過去分詞が来る場合は受け身の分詞になりますので『talked』は間違っていることが分かります。1つの文で動詞を2つ使用することは出来ませんので『talks』、『talk』は間違いとなります。
2. My friend likes the breads ( ) in the cafe. 翻訳:私の友達はそのカフェで焼かれているパンが好きです。
名詞の後に来る分詞の確認です。この文を関係代名詞で書き換えると『My friend likes the bread that is baked in the cafe. 』となります。ここでも分詞を使用すると『that is』を省略することが出来ますので、答えは『baked』となります。関係代名詞の文を見ても分かる通りここでは受け身の用法で使われております。1つの文に2つ以上の動詞を使用することが出来ませんので『bakes』、『bake』は間違いとなります。更に『bake』という動詞は人を主語に持つ動詞になりますので『the bread is baking』という言い方は出来ません。従って『baking』は間違いとなります。
3. He thinks me ( ). 翻訳:彼は私の事を賢いと思っています。
ここでは形容詞を使った分詞的な表現の確認です。ここでも関係代名詞で書き換えてみます。『He thinks me who is smart.』ここで使用されているのは形容詞ですが、分詞構文と同じように『who is』の省略が可能です。従って答えは『smart』となります。ちなみに他の答えは形容詞を動詞的に書いてあるためすべて間違いです。『smart』は形容詞なので『smarted, smarts, smarting』といった変化はできません。
4. The ( ) man is my dad. 翻訳:その寝ている男性は私の父です。
名詞の前から修飾する分詞の確認です。ここでも関係代名詞に書き換えて見てみましょう。『The man who is sleeping is my dad.』ここでの主語は『the man who is sleeping』までが主語(節)となります。主語に分詞を使用するときは1、2、で目的語を修飾した場合と違って分詞『sleeping』が名詞の前に来ます。従って答えは『sleeping』が正解となります。他の設問と同じように1つの文に2つ以上の動詞は使用できませんので『sleep』、『sleeps』は使用できません。そしてほとんどの場合『眠らされた』という言い方は日本語でもしませんので『slept』は間違いとなります。
5. He had a ( ) arm. 翻訳:彼は腕(の骨)を折っていました。
名詞の前から修飾する分詞の確認です。一度関係代名詞に置き換えて見てみましょう。『He had a arm which/that was broken.』ここでも分詞を使用すると『which/that was』を省略出来ますので『broken』のみを名詞の前に持ってきます。ちなみに分詞を名詞の後に持ってきて『He had a arm broken.』と書くことも文法的に可能です。繰り返しになりますが、1つの文で2つ以上の動詞を使用することは出来ませんので『break』、『broke (過去形)』は間違いとなります。『breaking』が間違いの理由は骨が継続的に折れることはない(骨が折れるときは一瞬)ということと、骨自身が折る訳ではないからです。
※名詞を前と後ろから修飾する場合、どちらを使用するかは基本的には使用する人の判断になります。ただし、分詞の後に更に修飾語が来る場合は名詞の後から使用します。例:(I know the man eating a piece of cake.) 『eating 分詞』+『a piece of cake 修飾後』
名詞を前から修飾する場合と後から修飾する場合の詳しい説明を見たい方は下記のサイトを参照するといいかもしれません。ただし、以下のサイトはこのサイトとは関係がありませんのでご理解よろしくお願いいたします。
< http://www.ravco.jp/cat/view.php?cat_id=4420 >
ここでは名詞の後に来る分詞の確認です。ここで思い出してほしい事は関係代名詞です。この文を関係代名詞で書き換えると『I know the man who is talking to the teacher.』となります。名詞のあとに来る分詞は『who is』を省略したものですので答えは『talking』となります。ちなみに過去分詞が来る場合は受け身の分詞になりますので『talked』は間違っていることが分かります。1つの文で動詞を2つ使用することは出来ませんので『talks』、『talk』は間違いとなります。
2. My friend likes the breads ( ) in the cafe. 翻訳:私の友達はそのカフェで焼かれているパンが好きです。
名詞の後に来る分詞の確認です。この文を関係代名詞で書き換えると『My friend likes the bread that is baked in the cafe. 』となります。ここでも分詞を使用すると『that is』を省略することが出来ますので、答えは『baked』となります。関係代名詞の文を見ても分かる通りここでは受け身の用法で使われております。1つの文に2つ以上の動詞を使用することが出来ませんので『bakes』、『bake』は間違いとなります。更に『bake』という動詞は人を主語に持つ動詞になりますので『the bread is baking』という言い方は出来ません。従って『baking』は間違いとなります。
3. He thinks me ( ). 翻訳:彼は私の事を賢いと思っています。
ここでは形容詞を使った分詞的な表現の確認です。ここでも関係代名詞で書き換えてみます。『He thinks me who is smart.』ここで使用されているのは形容詞ですが、分詞構文と同じように『who is』の省略が可能です。従って答えは『smart』となります。ちなみに他の答えは形容詞を動詞的に書いてあるためすべて間違いです。『smart』は形容詞なので『smarted, smarts, smarting』といった変化はできません。
4. The ( ) man is my dad. 翻訳:その寝ている男性は私の父です。
名詞の前から修飾する分詞の確認です。ここでも関係代名詞に書き換えて見てみましょう。『The man who is sleeping is my dad.』ここでの主語は『the man who is sleeping』までが主語(節)となります。主語に分詞を使用するときは1、2、で目的語を修飾した場合と違って分詞『sleeping』が名詞の前に来ます。従って答えは『sleeping』が正解となります。他の設問と同じように1つの文に2つ以上の動詞は使用できませんので『sleep』、『sleeps』は使用できません。そしてほとんどの場合『眠らされた』という言い方は日本語でもしませんので『slept』は間違いとなります。
5. He had a ( ) arm. 翻訳:彼は腕(の骨)を折っていました。
名詞の前から修飾する分詞の確認です。一度関係代名詞に置き換えて見てみましょう。『He had a arm which/that was broken.』ここでも分詞を使用すると『which/that was』を省略出来ますので『broken』のみを名詞の前に持ってきます。ちなみに分詞を名詞の後に持ってきて『He had a arm broken.』と書くことも文法的に可能です。繰り返しになりますが、1つの文で2つ以上の動詞を使用することは出来ませんので『break』、『broke (過去形)』は間違いとなります。『breaking』が間違いの理由は骨が継続的に折れることはない(骨が折れるときは一瞬)ということと、骨自身が折る訳ではないからです。
※名詞を前と後ろから修飾する場合、どちらを使用するかは基本的には使用する人の判断になります。ただし、分詞の後に更に修飾語が来る場合は名詞の後から使用します。例:(I know the man eating a piece of cake.) 『eating 分詞』+『a piece of cake 修飾後』
名詞を前から修飾する場合と後から修飾する場合の詳しい説明を見たい方は下記のサイトを参照するといいかもしれません。ただし、以下のサイトはこのサイトとは関係がありませんのでご理解よろしくお願いいたします。
< http://www.ravco.jp/cat/view.php?cat_id=4420 >